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与路島の紹介

与路島
 与路島は大島本島南端の有人島であり,総面積9.48ku,周囲は18qの外海の島である。請島との間の属島であるハンミャ島とシュビ崎の間は,潮の流れが速い与路水道がある。気候は温暖であるが,夏の台風,冬の季節風と一年を通して風が吹き,海が変化する。家の屋根は低く平たい。また,家は,さんご石を積み重ねた石垣で囲まれており,国土交通省「島の宝100景」にも選ばれている。
 与路集落は世帯数43戸,人口約80人で近年高齢化が進んでいる。家並みは,本島の龍郷集落とにている。これは,有名な田畑佐分仁が集落の設計をしたからだと伝えられている。住民は純情素朴ながら不屈の根性と結いの団結心があり,これまで多くの人材を輩出してきた。

サンゴの石垣
 集落全体にみられるサンゴの石垣は、昔、地元の人たちが総出でサンゴを海から切り出し積み上げられたものです。海にぽつんと浮かぶ与路島にとって、サンゴは塀を作るための貴重な建築資材でした。夏は風通しがよく、涼しさも運んでくれ、コンクリート塀よりもこの地の気候にあったサンゴの石垣は、島の大半の家々にまだ残っています。
 現在もサンゴ石垣等史跡環境保護組合を設立し,石垣の復元・保護,技術の継承に取り組んでいます。

国土交通省
「島の宝100景」

サガリバナ
 7月から8月中旬にかけて花が咲くサガリバナは与路を代表する美しい花です。夕刻から咲き始め、朝には木から落ちてしまうという一夜限りの儚い花です。
 島では新たな観光資源にしようと,照明や歩道整備が計画されています。

与路船漕ぎ大会
 毎年5月の大型連休中に開催される伝統行事です。瀬戸内町内はもちろん,奄美市からも定期船や海上タクシーに乗ってたくさんの方々が来島され,与路島が一番賑わう行事です。集落対抗,師弟対決,与路・請との対決,ファミリー対決…とたくさんの対抗戦があり,港は声援と笑い声に包まれます。


※ 与路校の遺物紹介



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